アニメとかに関して。

昨日、高田馬場まんがの森」にて、まいたけが何気なくいったひとことが妙に気にかかっていたりする。
レズっぽい感じに輕くハグってる女の子二人のイラストをみながら、

ま「なんかさー、こんな感じの表情って現実にはないよなー」
俺「あ、ああ、そうだねー。そういえばないねー」
ま「うへへ、でもいたら俺、しゅきゃんってなるかも」
俺「???」

それから俺はスキル「鋼の意思、鉄壁の帰宅本能」を発動させて、その日は帰ることにしたのである。

で、家に帰る途中で「コミックブレイド」「きららキャロット」「コミック・ハイ!」を大人買いしてみた。ああ、俺は欲望に正直なおとこだよ!!
電車の中で「コミック・ハイ!」をぶるぶる読んだり、寝たり踊ったりあやしげな寝言をいったりしてるうちに、きららは「火星ロボ大決戦」までたどりついた。
そこでこのキャラクターたちはいったいなんなんだろうかと思ってしまった。

ぱっとみた感じ人に思えるんだけど、こんな表情はたしかにしない。人間ってそんな表情をするようには作られてないかもしれない。
いままでは「人を模倣したもの」が漫画のキャラだ、と思っていたのかもしれない。

でも「人を模倣したもの」は別にキャラクターじゃないんだろう。*1


でもそうすると、キャラクターたちは現実の人間じゃないって当たり前のことが実に沢山のことを教えてくれる。

*1:キャラクターってのは漫画とかアニメとかドラマとかに表象される人物、というか、記号的な有識性のあるもののこと