HALO3
- 歯医者にいくまでに、ゲームの話を先にしておこう。
- 昨日買ったHALO3はアークのところまで進んでみた。預言者とやらをぶったおしにいくぜ、といってどこぞの星の浜辺に強襲をかけようとするも敵の対空砲火はげしく失敗。しかたなしに不時着したところから浜辺の対空砲を撃墜する? というシナリオ。
- しかし浜辺には大量の敵がすでに配備されていた! それどころか数え切れない固定砲台、グラビティハンマー装備の謎の怪人が大量配置。なすすべなく瞬殺されていく仲間たち! かれらの踏み越えて、我らがマスターチーフは前進を続け、瞬殺されるのであった!
- ほむ。
- FSPに多少慣れて来たので移動シーンで死ぬことはなくなってきたものの、固定砲台と化した敵陣からの集中砲火には何をやっても無駄な気がしてきた。撃てば当たる、というほど誘導も弾速も早くはないところがミソで、さらに当たれば倒れる、というわけでもない敵の硬さがメリケンクオリティ。
- あと仲間たちやら敵やらの声がアンバランスすぎる。ETとゴブリンとザリガニを組み合わせたような敵小人が「僕の親友をよくも殺したな!」とロリ声でわめくとなんかものっそい悪いことをしたみたいじゃないですか。味方は味方で同士討ちをはじめ「なんてことをしたんだ! なにをやったかわかってるのか!」とか、勝手に突撃して「背中を誰か!?」みたいなことを叫んだり、「マスタチーフに任せとけ!」ときたもんだ。なにより戦車に乗ったときのあの掛け声がひどすぎる。「はははー、戦車ならファントム*1も一撃だぜ!」と。おまえ……。
- 実際に一撃なんですけどね。
- いわゆるリアリティあふれる「シリアスゲーム」*2と違って、バカテイストが丸出しである。車が横転するとそのまま横転を続ける軽い乗り心地や、ジャンプ中に攻撃を喰らうとそのままスマッシュブラザーズみたいになったりするバカテイストは、ある種の残酷な血しぶきなどの表現、SFあふれる世界観や岩よりでかい針をぶっぱなすニードルガンなどの武装とあいまってもはや意味不明である。その意味ではシリアスゲームを相対化するいいふざけかたをしていると評価してもいいな。
- とはいえ、やはりかなり面白い。ゲーム性とかより、遊びやすいって感じ。とにかくありとあらゆる場所で「つまる」のだけれども、つまったところにすぐいけるこまめなチェックポイントや、武装がちゃんとあちこちに転がっていて、再チャレンジに必要なものをきちんとすぐ集められるよさがありますね。
- しかしあくまでもノーマルレベルでの話。
- もっと修行をつむ必要を感じた。