女の子のフェの話し。
- ある女性によるとフェとはもうその発話自体で汚く不潔であり気分を害し不愉快になる単語であり、これは全女性にとって普遍的な命題らしい。
- さらにフェ○という単語を放つ男性とは普遍的に悪であるそうな。この命題を確認することがすでに悪らしい。どうしろというのかはよくわからないが、フェ○の実効性云々以前にそのようなデリカシィの無い語は人間は先天的に知っているらしいので、「全女性を不愉快にさせる単語」のピックアップを要求すること自体は完全なるセクハラになるそうだ。なぜならば、そのような単語を言わせようとするすべての圧力に抵抗しなければならないのが女性で、それは被差別的であり云々。
- つまりあれだ。フェのことが好きな女の子なんていませんということらしいのだ。
- ではなぜ僕はフェのことを女性の前でいえるのか。先天的に知っているならば、俺はフェのことをそもそもどこで知ったというのか、あるいはフェとは男性たちに連綿と受け継がれた秘儀的な単語であり、このような秘儀に参与することが許されない女性たちは知らなくて当然だったのだろうか。
- っつああ! そんなフェ葉許されない! そのような秘儀化した知識を解放するのが学者としての俺のつとめだ。じゃあいくぜ! 俺たちの魂のフェをきけえええええええええええ!!!
- と、このようにして俺は再び最低人外街道を全速力で走っていくのである。いざとなったら裸になってやるぜ! ちくしょう。
- 風邪が悪化してきた。