大臣殿鋳罰

すじやしずしづのおだまき

  • 頼朝の弁解。
    • 宗盛、重衝
  • 宗盛は常にだれかと比較される。
  • 人物対位法。負の中心がいることで、周りの人物が輝く。
  • 妄念を断ち切れない人物としてえがかれている。生きての恥、死に手の恥、いづれも劣らざりけり。

宗盛

  • でも彼の言葉はけっこう自然じゃないの?
  • 物語が宗盛を否定するのはなぜか。家族の愛の物語は非難されないのはなぜか。
    • 仏教のフィルター
  • 統一できない → 調整できない。
  • 全部が本音じゃないかしら。
    • 物語の多様性。多様な構造と本音がまざりあっているイデオロギー。平家の本音、面白さ。