2007-01-21 大臣殿鋳罰 すじやしずしづのおだまき 頼朝の弁解。 宗盛、重衝 宗盛は常にだれかと比較される。 人物対位法。負の中心がいることで、周りの人物が輝く。 妄念を断ち切れない人物としてえがかれている。生きての恥、死に手の恥、いづれも劣らざりけり。 宗盛 でも彼の言葉はけっこう自然じゃないの? 物語が宗盛を否定するのはなぜか。家族の愛の物語は非難されないのはなぜか。 仏教のフィルター 統一できない → 調整できない。 全部が本音じゃないかしら。 物語の多様性。多様な構造と本音がまざりあっているイデオロギー。平家の本音、面白さ。