灌頂巻

  • 覚一が再編集。なぜかというと、巫女的な役割を付された建礼門院のもの。物語収束の手段として、死んだみんなにレクイエムを。-なんか資料があってつくったらしいよ。
  • 仏教的なイデオロギー信西の資料による。
  • 仏の悟りと教えのセカイ。
  • 県令門院の役割は、平家一門と案得天皇の鎮魂。
  • しゃかの入滅。願いがかなったという咆哮で物語を終える。県令門院の命日と一所、というのはかくいつがかってにやったこと。
  • 覚一がおkなったのは「平家の鎮魂」というテーマをつかみとって、それを確約して終わらせることを確定的にしたということだ。鎮魂は建礼門院の涙と、後白河法皇の涙によっておこなわれた。謝罪にあたるわけで、自分のもの。
  • 読者にたいする謝罪でもある。平家を苦しめた後白河が泣いてるんだから、許してやろうってさ。