うーむ。
- カチっとこないんだよなぁー。
- 要領の悪さは認めざるを得ない。
- 「シアワセうさぎ」をニヤニヤしながら観ている俺は……俺はぁっ!!!
- しかし、みなに紹介してみると「竹取飛翔」のほうがぜんぜんいいといわれた。「シアワセうさぎ」のよさはなかなか通じないようだ。
- やっぱり東方をやってないとだめなんだろうな。やはり分類としてはキャラソンに入れざるを得ない一曲だから、曲のよさを分かるためには、世界観に対する理解とか、てゐとうどんげの関係とかについて想像力を働かせることが必要なんだろうか。「東方」の世界が優れているのは、こういう世界観が「持続的」に構築されていることだと思うんだ。持続的っていうのは、物語の起承転結によって完結してしまうことを避けて、ずっとだらだらつづいていきそうな雰囲気を出しているって意味でいいんだけど、これはハッピーエンドと大団円の違いじゃないかと思ってる。ハッピーエンドは「悪い奴が消えてシアワセになりました」大団円は「特になにも状況は変わってません」と理解していて、そこらへんについてはまた別日に書きたいが、「誰か」が舞台から退場することで「誰か」がシアワセになるっていう物語構造を、東方では絶対にとらないんだな。
- そういう持続的な世界観にはパラレルでランダムな物語がたくさん走っている。そういうランダムな物語に好きな感じで接続すれば、僕たちのような幻想郷の住民はシアワセになれるんだね。そのためのツール(メディア)が、音楽だったりSSだったり映画だったりゲームだったりするんだろうけど、とにかく「シアワセうさぎ」を聞くことで幻想郷にアクセスしてる俺たちはダメな人。う〜パチュリー!
- ああ、もう幻想郷に行ってしまいたい。
- 幻想郷にいきたいなぁ。そしたらずっと博麗神社でお花見をするんだ。
- だが、今からデスマーチを開始する。卒論にむかって。
- なに、ちょっとデータが消えていたので弱気になっていただけさ。